2018年 04月 04日
memo9
あるようでないような
あるような
気配
曖昧な存在
今回は、「気配」がテーマです。
「気配」について、いつからか考えるようになって、
それで今回は、自分なりに表現=可視化してみようと。
他から影響を受けてしまうような
幽き存在。
透ける、ということ
色んなシチュエーションの前に、かかげて、透かしてみる
場所、また、時間帯によって無限に変化するので
その編み、そのものの存在自体が、あるのかないのか
その編みが、出来上がった時点から
その編みの曖昧さが始まる
色んなシチュエーションと共に変化し続けていく、、、、、
こちらの文は、10年以上前に
『自然の断片のようなもの』というタイトルで開催した個展の中の、
ある一つの作品にまつわる言葉として書いたものです。
この頃から、同じようなことを考えているのだな、、、と、
「文章が存ること」で分かります。
言葉って、不思議です。
言葉。
言葉は不確かで、
実際の行動や状況とはズレが生じるもので、
言葉にしたとたんに、陳腐になってしまったり、興ざめしてしまったりもする。
だから、
無言でいるか、言葉を出すか、迷う時もあり、
でも言葉でなければ伝えられないことはあって。
制作していく上で、生きていく上で、
「言うか、言わないか」の選択は、
常に自分に突きつけられていくことなのでしょう。
*
by satori--nu
| 2018-04-04 02:31
| 作品
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