2016年 12月 14日
organic cottonに触れながら
ぐちゃぐちゃと戦っている、混沌の作業の合間に。。。
つかの間の澄み切った時間
友人から生まれてきた赤ちゃんへ。
オーガニックコットンの優しく柔らかい糸で
編みました。
カンで作ったけど、サイズぴったりでした。
イメージした大きさが合っていて
嬉しい気分。
小さくて
不思議な気持ちになる位の
小ささで
彼をだっこした重みの余韻が
今しか味わえないボリューム感が
愛情というものを思い起こさせてくれる。
*
ちゃんと着れるもの。
やっぱりこういうのが
みんながイメージする「編み物」ですね。
その既成概念を打ち破ってまで
私はどうして表現することに「編み」の手段を選んでいるのだろう。
表現したものを
これは着れるの?とかストール?とかいう見方でしか、
見てもらえなかったりする。
人は、ニットを見ただけで本能的に肌触りを思う。
だから、ニットで敢えて着れないものを作ることに
違和感や不自然さを感じるのかもしれない。
でも、
「触れることを連想しながら観ること」は面白いかもしれない、、、、、
編みで表現することは
私にとっては
自然すぎること。
しっくりくる。自分そのもの。
「編み」がそのまま自分の延長、のような。
自分の感覚をそのまま反映することができる。
しっくりくるということ。
あいまいだけど
確実に在るもの
*
by satori--nu
| 2016-12-14 06:45
| 作品
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