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私の持っているの話です。

今日は、特に人から頂いたもの。
本当に私にとって貴重で、な頂いてなかったらできなかった作品もたくさんです。



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紙で糸を作って織りをしている方から頂いた、美しい紙糸。
織り終わった後の余りや、試作として作ったものだそうです。
紙を細くカットして、手で縒りをかけて作る、気の遠い、繊細な作業から生まれるものです。
この方から生み出された糸は、使っていて心地よく、しっくり馴染みます。
自分と体質が合うのだと思います。

でも、飽くまでも織り用に作ったもので、
紙で、単糸で(一本で構成されている。二本が縒り合わさっている双糸は丈夫。縒りの話はまた今度、、、)
究極に細くて、すぐ切れてしまうので、工夫が必要です。



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古いミシン糸。
ポリエステルですが、コットンと見分けがつかないような素材感で、
色は、さすがにケミカルな色ですが、年月を経たことで、色褪せて、素敵なトーンになっています。
そして、色数がたくさんあるので、色々使えてとても重宝しています。
これも、ニットに使う類いの糸ではないですが、、、、、。
それと、白いレース編みの糸が、玉に巻いてある上から、焦げたような焦げ茶色のまだら模様がついていて、
編むと、ランダムな色の入り具合が面白いです。
これこそ、またとない素材、、、ここぞと言う所に大事に使いたいです。



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インドからの糸。
素朴でざっくりしたいい味わいがあります。
これもとても貴重ですね。
量もたくさん頂いたので、それもとてもありがたいです。



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こちらは企業用のプロが使う
何本取りかで機械で織る用なので、とても細いのですが、
使い用によってはその細さがいいのです。



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親戚や知り合いの方が、昔買ったりもらったりして何も作らず仕舞いだったものを、
譲りうけたもの。
やっぱりなんとなく色合いが70〜80年代で、
他の糸と合わせるといい意味で調和を崩してくれて、いいアクセントになります。
糸は、古くなってダメになるのではなく、その逆で、
糸が枯れると言って、質感が落ち着いてこなれるので、
そういった意味でも貴重です。


古い糸新しい糸、自然の糸ケミカルな糸、どれも自由に使うことが、
私にとって自然なことです。
by satori--nu | 2012-04-04 23:35 | 作品 | Comments(0)