2022年 07月 24日
『heart』

『heart ー 自分というものの領域』
心臓
ただの物質には思えない
現象のような
自分の意思とは無関係に
止まる
自分とは別の存在のように
自立して運動し続けている
heart ー
心臓
心
心臓⇔心
何を指して
どこまでが
自分なのか
ただの物質には思えない
現象のような
自分の意思とは無関係に
止まる
自分とは別の存在のように
自立して運動し続けている
heart ー
心臓
心
心臓⇔心
何を指して
どこまでが
自分なのか
ーーーーーーーーーーー
DM撮影用の作品と共に、vertigoさんに最初にお渡しした文言は、上記のものでした。
私が個人的に経験したことにより、この作品と言葉が自然に生み出されたのですが、
撮影が終わりましたと写真を見せていただいた直後に、安倍さんのことがあって、
あまりのタイミングに、リンクしてしまうかなと、
今これを出すのはどうなのかと、話し合いました。
「自分の意思とは無関係に止まる」
父の死を経験し、実感は伴っていますが、ただ事実として出てきた言葉で、
でも受け手の心情は分からないので、
文言だけ直接的ではない表現のものに差し替えることにしました。
(その辺りの経緯はvertigoさんのinstagramにも、店主からの視点で書いてあります。
その後、会期が始まり在廊し、その辺りのことをお客様にお話した時に、その文が読みたいと。
少し経って、世の中も自分もまた変わってきた今、
本来出そうとしていた文を出すのはいいのかもしれないと思い、載せることにしました。
この作品が生み出された時のニュアンスが、
もう少し深く伝わればと。
特に特異な作品だと思うので。。
『heart』
2022,6制作
日本の古い麻科の糸
こんにゃく糊
二重構造は、初めて制作して、まだまだですが、
とにかくがむしゃらに取り組んだという、第一号の良さがあるように思います。
展示して一週間経った現在のvertigoさんでは、
ぶら下げているので力の掛かり方でそうなるのか、
湿気が糸に影響しているのか、分かりませんが、
少しずつ変化しているそうです。
まさに一つの生き物みたい。
7/16〜31
@vertigo.shin
個展『謐』
#
by satori--nu
| 2022-07-24 16:17
| 作品
|
Comments(0)
2022年 07月 23日
『inside the body』
柔らかく
瑞々しく
純粋で
複雑な
臓器たち
見ることも触れることもできない
遠い所







『inside the body』
2022年6〜7月制作
棒針編み
日本の古い麻科の糸
植物染め(赤系ー花びら、水色ー藍の生葉)
ー制作記録ー

(緩んで解けてくるので、糸を束ねてクリップで止めながら)
次に、
水色の糸を繋げては、それぞれをまた編み進める。
今度は集約していく。
全体的に水色を長めにして、
編み上がってから、
赤の花びらを絞った染液に、
赤から浸していって、赤と水色の境目の水色の部分まで浸して染め足す。
水色に赤をプラスすることで、
グラデーションになって色が繋がる。
具象ではなく
飽くまで私のイメージとして、
編み地の感じが、
動脈ー"動"な感じ
静脈ー"静"の感じ
それぞれの世界観と、
それから
働きや状態の複雑性を、
表現したかった。
まだ、一つの試みだけれど。
現在、熊本にて展示中。
光に透けるので、
見え方がまた全然違うと思います。
色の濃淡や、壁に映る陰影、裏からなど(表と裏があります)、多角的に見ていただけます。

最後に、端と端を浸して、更に染めているところ。
少し違った色調にするために。
動きというか、運動の様子を、
形だけでなく、色の変化でも表し出せたらと。
ーーーーーーーー
個展『謐』
7月16日〜31日
vertigo(ヴァーティゴ)
(熊本)
HP
インスタグラム
棒針の手編みで制作した
額、造形物、オブジェ、装身具、セーターなど。
#
by satori--nu
| 2022-07-23 14:39
| 作品
|
Comments(0)
2022年 07月 13日
個展『謐』




#
by satori--nu
| 2022-07-13 21:25
| 作品
|
Comments(0)
2022年 06月 24日
6月25日(土)トークをします。






#
by satori--nu
| 2022-06-24 21:30
| 作品
|
Comments(0)
2022年 04月 20日
『森の展示室2022』を終えて
















#
by satori--nu
| 2022-04-20 12:39
| 作品
|
Comments(0)