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4月10日、11日
森の展示室
『空っぽ』
https://www.morinotenjishitsu.com/blank-crik

9日に設置をし、11日に撤去をしました。

京都に用事があり寄ったので、13日に東京に戻りました。


現場風景を実況お願い!と言ってくれる人もあったのに、
会期中インスタグラムに投稿もせず、ごめんなさい。


お越し下さった方、気にかけて下さった方、
ありがとうございました。





今回、設置はスムーズに行きました。

防寒や山の装備をしっかりして行ったのと、
体力も、ギリギリまで制作をして無理をした前回と比べ、温存されていたので、キツくなくできました。
場所は、前回と近い所にしたのですが、あの辺りが好きみたいです。
木と木の間の、スペース的にも雰囲気やシチュエーション的にも、
ここ!という所が見つかりました。
雑木で程よく覆われていて、
川が近くにあり、潤った空気と、たまに吹くそよ風が(前回は設置時、強風と戦いましたが)
手伝って、淡い雰囲気を醸し出してくれました。




今回の作品。

髪の毛より細い絹の糸(織物用の糸です)を編んだ縦長の矩形の平面で、
木と木の間の空間を埋めた感じです。
上に行くに従って、少し広がっています。

手で編んだということを感じず、
(勿論手編みでないと実現しないものですが)
糸の色だけを追うようなものにしたくて、
普通に編んでそのまま編みっぱなしだと、あんなに目が揃わないのですが、
編んだ後に、出来うる限り編み目を均一に揃え、左右の端も、操作をして整えました。
ある意味不自然な状態です。

今回、色の複雑性がポイントなので、
無数の色の移り変わりを目指し、
糸の色は何十色か分からないですが、
家で採れる花びらや葉、墨などで、少量ずつ染めて色糸を作りながら、
編みました。



黒い布の上で編んでいて、カラフルに見えていたものが、
森にぶら下げると、
色が森に溶け、混ざり、
マジックのように、色が見えなくなりました。

それから、初日、一日見ていて、
光や時間帯で、色が見えたり、見え方が変わったり、
少し前と今では違う
刻々と移り変わる
という
狙い通りの見え方になり、
意図したものを作ることが出来たと、ほっとしました。




見えにくく、移り変わる色を夢中で追っているうちに、
自分と対象が一体化していく
自分がなくなる

それが今回私が考えた
空(くう)、空っぽ
でした。






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色が高速で移り変わっていく

どの色がそのものの色なのか

どの色もそのものの色

一瞬一瞬が






自分も

高速で

変わっている

変わっていく



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空(くう)は無ではない


無限の可能性に満たされた、空(くう)


心を空(くう)に


この一瞬の自分は意識したとたんにもう”現在の自分”ではない


同じではないものの連続


対峙するものも


心を空(くう)にして一瞬一瞬をそのまま映す









[森の展示室に寄せて]








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そんなわけで、設置はうまくいったけれど、、、

まさかの、撤去の際、
張ってある糸を一本残したまま
引っ張ってしまって、破れてしまいました。

広がらないように、帰ってきてすぐに修復しました。
縦の端の所はとても大変で、
こんな風に破損したことは初めてで、悪戦苦闘しましたが、
無事修復できました。




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こちらは制作中の様子。








もう一点、草を編み込んだ作品があるのですが、
写真を撮るのをすっかり忘れ、一枚も撮っていないのです。。。泣
見事に何かしらやらかします。
ある意味すごいです。


写真家の津久井珠美さんと、建築家の大橋史人さんが、
撮った写真を下さり、
素晴らしくきれいな写真があるのですが、
こちらに載せる方法がまだ分からないので、
いつか、、、載せたいと思います。




🌿




今回、前回以上に、
たくさんの人と出会うことができ、
深めることができ、
共有することができました。

やはり
森の展示室は
特別な場と時間でした。




2021年の出展者の紹介を載せてくれていますので、
ぜひご覧下さい。

HP
https://www.morinotenjishitsu.com/blank-crik

インスタグラム
https://www.instagram.com/morinotenjishitsu/?hl=ja












私が設置をした所の湿気のある森の空気をなんとなく感じて。。。














# by satori--nu | 2021-04-15 14:04 | 作品 | Comments(0)

キツツキ と制作



数日前
キツツキを見た
頭が赤くて
大きくて
絵に描いたような、キツツキ

桜の木の枯れた幹に
じっとして
つついてはいなかった

巣を作る為と、
エサとなる虫をおびき出す為にもつつくらしい


それにしても
頭が赤いのはなぜ、、、
かわいすぎて
胸がどきどきした


またいないかなぁ。
(毎朝そこを通るので見てる)





同じ時空にあって
神々しい別の世界。





キツツキ と制作_c0243045_14030567.jpg

キツツキ と制作_c0243045_14073361.jpg


昨日、藍のまだ小さな葉を摘んで染めてみた。
まだ、うすーい翡翠色で、水色にはならなかった。
7月頃でないと青い成分は葉の中にできないのだと思う。

その薄い翡翠色を、
昨年藍の生葉で染めた水色から、白への間に入れることで
なだらかなグラデーションになった。



一ヶ月ほど進めてきたこの作品、
明日まででひとまず仕上げて、

これからもう一点作ります。





🌿





4/10,11森の展示室、
お越し下さる方いらっしゃいましたら、
私、設置した場所以外の所にいるかもしれないので、
instagramのDMなど何かご連絡頂ければと思います。






















長年愛聴しているCD、fullで見つけた。。。
最初の曲とても好き。
























# by satori--nu | 2021-04-03 14:50 | 作品 | Comments(0)

ヨモギ



よもぎ

朝ジョギングする近くの自然公園で、
よもぎが生える小さな場所があって、
行って見てみたら、今年も生えていました。



原っぱがもう少し繁茂してくると、整備をする人により刈られるので、その前に、
今朝少し摘んできました。


ふわふわな産毛に覆われた、生まれたての柔らかい葉は
若草色に染まります。
でも、出始めの時期のほんの一瞬の間のものでなくてはだめで、
その後に生えて来た葉では、生まれ立てでも、茶色っぽくなります。
その色もきれいだけれど。

やっぱり、緑色。

緑色に染まる植物は存在しないと言われています。
こんなに緑色に溢れている植物達なのに。

緑色を湛えている一瞬
幽きもののうつくしさ





色が出るように、刻んで
ゆるい火でゆっくり煮て染める
糸に色が少しずつ入っていく

うすいのと濃いのと段階的に染め、濃淡のバリエーションをつくる






森の中で同化しそうな
けれども
この、絹の動物性タンパクの光沢が際立った若草色は
自然の中で少し不自然に光る




ヨモギ_c0243045_14545284.jpg


写真、上3つは麻です。
”べ”は、ベトナム、ダラットの絹織物工場で分けてもらった糸。


プラスチックのカード(ヨーグルトの容器をカットしたもの)に巻いて染めて、
乾いたら、この紙のカードに巻きます。












ヨモギ_c0243045_15484932.jpg











意味のないもの


言葉で表せるもの以外



完全には制御することのできない不完全さやハプニング








♪♡





































# by satori--nu | 2021-03-28 15:22 | 作品 | Comments(0)

memo ー 認識

見えるか見えないかのギリギリのところ
認識できるかできないかのあわい



いつからか
すぐにはっきり分かるものより
そういうものを追うようになっている




オブジェや試編みのピースがアクセサリーになって、
アクセサリーのブランドを始めようと思い、考えついた、
『a hint of』も、そんな感じから。

a hint of〜
かすかに〜を感じる



通り過ぎてしまうようなことに
意識を
一歩前に
一歩深く
傾けることで
認識できるもの



”気づく”




毎日行く公園の雑木や野原、庭、空、鳥の鳴き声
ごく身近なところのものに




🌿



森の展示室。

今回の私の作品は”色”を軸にしている。(色単独で存在することはないので、正確には、質感あっての色)
形や編みは、形や編んでいることが感じられないような、プレーンに見える(見える、がポイント)ような、
色や気配だけを感じるように。

使用しているのは、髪の毛より細い絹の糸。
細すぎて、色を認識するのがとても難しい。
自分で染めているのに。
カードに巻いてあってまとまっている状態は濃く見えるし、
一本の糸で見ると色の差異の認識がとてもしづらい。
そして編んだ状態はまた違って見える。
隣り合った色によってまた違う色になる。
時間帯によっても。
夜は、どう色々して見ても見えなかったりする。。。
どの色がそのものの色なのか。

一瞬一瞬で変わっている全てがそのものの色。

夜、色の差異が分からないということは、
それは色の差異が”ない”ということ。
認識できて初めてそのものが存在する。

ずっと変わらないものがそこにあるわけでもない。
時空と共に一瞬一瞬変化し続けている。
全てのものが。高速で。







よく見るとか、よく見ようとするということは
意識を注ぐということであって
私の作品の前で
どれだけの人が意識を注ぐエネルギーを出してくれるだろうか
見えるか見えないかのものの前で


微かすぎて、
気にとめず、あるいは気づかずに通り過ぎてしまう人がいても、
それはそういう作品なのだということ。
その人にとって、在るけど存在しないもの。


作品が在ることで、
人それぞれの、捉え方、認識の違いに触れられることが、楽しみ。。。







memo ー 認識_c0243045_12275565.jpg






一ヶ月間お取り扱い頂きました、
rooms shop(新宿LUMINE)でのpop up、
昨日で終了しました。
お越し下さった皆様、ありがとうございました。

新宿のど真ん中!
こんなに賑やかな所で見て頂くのは初めてでした。
お店には、色んなテイストの色んな作家さんのものがある中で、
客観的に自分のものを見ることが出来ました。
それぞれの考えで、ものをゼロから生み出す、たくさんのエネルギーが、
どれも尊かった。
今だからまた強く感じるのかもしれないですね。


お持ちした私物の枝や石、ガラスなどを使って下さった
ディスプレーのプロの仕事、素晴らしかったです。

何より、スタッフの方の、作品や作家の気持ちを汲み取って下さる真心に救われました。

アッシュペーフランスさんは、どのお店も世界観が素晴らしくて、
昔からずっと大好きだったので、光栄でした。

またご縁があればいいなぁ。


memo ー 認識_c0243045_11170613.jpg



次のa hint ofのお披露目は、4/29-5/25岡山axcisさんでのグループ展です。
随分前から企画、準備をされていた、心の籠ったイベント。
春にうきうき気持ちが高揚するような
素敵な作家さんばかりです。
DM出来ましたらまた載せますね。








このブログは、
読む人のことを全く考えず、
ただ素直に出て来たことを書きたいままにつらつらと書くのが、
instagramと違う所です。。。笑
instagramより圧倒的に読んで下さる人数が少なくて、
静かでこちらの方が自分の性に合っているみたいです。















# by satori--nu | 2021-03-22 12:02 | 作品 | Comments(0)

大学時代から、作品が出来ては、
当たり前のように、近くの自然公園へ持って行って、
原っぱに広げたり、木にぶら下げたりして、撮影していた。

それからあちこち引っ越ししても、近くに自然のある所を見つけては。。
(今はまた舞い戻っていて、またあの頃の公園で撮影している。)

思えばずっと変わらずやっていること。

自然の中にあることが、どこにあるよりも、
色や質感そのものがそのままによく見えると思う。


でもそれは撮影するだけで、自分が見るだけであって。


森の中で展示をして、見に来てくれる人がいる、ということは、
このシチュエーションを企画運営してくれる人がいて、実現する。
ハタノさんから受け継いだLogseeの石黒夫婦と、動いてくれる皆さんによるもの。


3年前、
『森の展示室』ということばを聞いた時のトキメキは忘れられない。

私が参加できることになった5回目。
それから2年空けて、今年出展させて頂く。

あの時の森の中にある作品の残像がずっと残っている。

あの回は、食べ物や出し物などのある桜祭りと一緒の開催で、お祭りのような賑やかさで、長閑でもあった。
今年はきっと静かな中で、作り手も見る人ももう一歩深いような展示になるのではと思う。




個展のようには力が入っていなくてリラックスしていて、
売るもののように様々に考えることもなく、
純粋にただ作りたいものを作る、実現化することに真っ直ぐに向かう制作。
それができることの喜び。


まっすぐ素直に自由に考えること、純粋に作る喜びが、みんなの作品に表れる、
そんな展示だと思う。





🌿





存在の薄い膜のようなもの。
2年前と同じようだけど、
全く違う。


森を、
森の複雑さを反映して
どう見えるのか。


空っぽになって、
ただかすかな色調が、移り変わる光や風と重なる
その一瞬一瞬を辿っているうちに

見ている自分が外なのか内なのか、、、、、




どの場所を選ぶのかまだ分からないし、
どんな風になるのか、自分でもまだ全く分からないですが。
分からな過ぎて楽しみです。




memo ー 森で展示をすること_c0243045_19315234.jpg



4/10,11
森の展示室
京都和知の森




※9日に設置をし、10,11と現地にいる予定です。


























# by satori--nu | 2021-03-19 19:33 | 作品 | Comments(0)