幽けき糸



先日骨董市で出会った
古い糸たち


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一番下の白い麻糸。
大幅に切れてしまっていて
けがを手当てするように、結びながら、
また引けるところを探して、、、と
朝から夜中まで食事以外に休まずひと息に、巻きました。



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巻く、というのは、、、

売っている糸は、かせの状態のままのものがあり、
「かせ」というのは大きな輪になっている状態で、
(下写真の右側)
玉に巻く必要があるのです。
(下写真の左側)




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※この写真は、下のベトナムの絹糸です。
上の麻糸は、結びながら巻かないといけなかったので、
左の器具は使えず、カードに手で巻きました。




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これはまた別の糸

ベトナムのシルクの織物工場で分けてもらってきたという
シルクの糸です。
一般の市場に出回ることはないものです。

まず編む人はいないでしょう、、、。

更に更に細くて
これを巻くのも、また。。。。。

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編むと
蜘蛛の糸のように
限りなく細く
半透明で

現実離れした薄い存在が
美しく



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透明に見える為に
他の糸で編んだところが浮いて見え

蜘蛛の巣に引っかかった異物のよう


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写真ではくっきり写っていますが
実際はもっと透明です。


もはや
写真では表せない幽けき存在



幽けし(かそけし)・・・
今にも消えてしまいそうなほど、薄い、淡い、あるいは仄か様子を表す語。












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by satori--nu | 2017-06-12 13:37 | 作品 | Comments(0)